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Wiki内で使われる用語、ネット上のSNSなどで使われる俗称・略称、特定のモンスターやアイテム等の詳しい解説、その他風来のシレンに関係ある用語の解説など。
読み物としての面白さがあるとベターですが、あまり気張らずに書いて大丈夫なページです。
並びは50音順。




俗称・略称


TA

タイムアタック(TimeAttack)の略。いかに早く短い時間でクリアできるかを競う。
ゲーム内時間ではなく現実時間で測定するものはRTA(RealTimeAttack)と区別される。
シレン2や外伝(アスカ見参)、トルネコ3ではゲーム内に時間を測る機能があったが、一時期の作品にはなかったためTAは下火になっていた。
が、switch・steam版以降のシレン5でライブ配信機能が追加されたことやYoutube等の動画配信サイトの普及によってTA界隈は再燃しており、99Fダンジョンを2時間以内に走り切る猛者が数多く登場している。

印切り

必要でない印を合成せずに、必要な印や修正値だけをいただく合成のやり方のこと。「印押し出し」とも。
例えば初歩的な例であれば、既に4つの印が「縛」「乱」「眠」「暗」で埋まっているどうたぬきに対してつるはし+3を合成すると、既に印が埋まっているので「掘」印が引き継がれずどうたぬき+3にできる…という形。
異種合成が含まれている場合は合成順が複雑化するが、「左側にある印(かつベース武器と重複していない印)の方が優先的に合成される」という点は覚えておきたい。
これを上手く使えるようになれば神器の印を無駄にすることがなく、長期戦になる神髄の踏破を安定させられる。

裏神髄

本作の「もっと不思議」に相当するダンジョン「とぐろ島の神髄」のクリア後に挑戦可能になる、特別ルールで挑む同ダンジョンのこと。星の石ルート、神髄裏、単に石運びとも呼ばれる。
ルールは、壺にもしまえない邪魔なアイテム【星の石】を12種揃えて「とぐろ島の神髄」をクリアするという極めて困難なもの。
アイテム枠の制約以上に、【星の石】が出現したフロアで確実に拾い、かつ失くさないということが大きな負担となる。

未だ根強い人気を持つ「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」(2002年)に登場したダンジョンに由来すると思われる。
Windows版では「もっと不思議」に相当するダンジョン「白蛇島」をさらに難しくした「白蛇」が後に追加され、熟練のプレイヤー達に人気を博した。
本作では【星の石】を集めるモードにゲーム内別称がないことから、便宜上、通常の「神髄」と区別する際に「裏神髄」と呼ばれる。
「裏白蛇」には「白蛇島よりも保存の壺が出にくく、アイテム欄で難儀する」という特徴があり、この点も神髄と裏神髄に共通する関係となっている。

開発スタッフもインタビューで裏神髄と称したことがあり、公式名称とも言える。*1
同インタビューによると、シリーズ1作目から開発に参加しているスタッフ「長畑成一郎」氏が考えたアイデアだという。

上振れ

強力なアイテムをたくさん拾うなど、いつもより運が良い状況のこと。
シレン以外でも、運が絡むゲームでよく使われる単語である。

遠投事故

遠投状態にまつわる様々な事故のこと。
特にありがちなのがメイン装備を入れた合成の壺の遠投であり、シレン5のPSVita/Steam版には「壺よどこへゆく…」という、合成の壺を遠投することで得られるトロフィー/実績もあったほど。
シレン4以前であれば、遠投の腕輪をつけっぱなしにしていたプレイヤーの自己責任で済まされる話であった。
しかし、シレン5のドラコン草やシレン6の遠投のワナなど、外的要因で遠投状態にさせられるケースが出てきたことや、遠投状態は他の状態異常と違ってシレンの外見に変化がないことから、それらを忘れての遠投事故による悲鳴は絶えない。

漢識別

識別テクニックのひとつ。未識別アイテムをとりあえず使ってみて結果から内容を判断すること。
読み仮名は「おとこしきべつ」。失敗を恐れずにとりあえず何でも使って試してみる、という漢らしい振る舞いに由来。
浅い階層では完全に当てずっぽうで行う場合が多いが、「そろそろ【バクチの巻物】がでそうだからやめよう」などと経験的に危機を察知して踏みとどまる場合もある。
漢識別の応用として、マゼルン合成の際に「これは睡眠草かもしれない」などと期待して投げつけて合成する「漢合成」がある。
合成したいアイテムを消費して識別した場合、次に入手するまでかなり間が空くことがあるが、漢識別の練度と運次第では期待通りの印を早期に付与できる。
推測の修験道 裏」で早期クリアを目指す時は、自然と効率的な漢識別の方法が身につくことだろう。

オニギライズ

シリーズを代表する稼ぎテクニックの一つ。ニギライズとも呼ばれる。
にぎり変化種の「所持アイテムを大きいおにぎりに変える」能力をわざとくらって、大きいおにぎりを量産する行為を指す。
必要なアイテムは床に置き、シレンの所持アイテムを不要品や「1本の矢」で埋めてから食糧を確保するテクニック。
防御力が高い盾や、毒矢などのにぎり変化種の攻撃力を下げるアイテムがあると、比較的安全に実行できる。
落し穴の罠、フロア移動の罠、道具魔物化の罠には注意。

今までのシリーズでは(妖怪)にぎり変化で行うのが基本だったが、本作ではにぎり見習いで行うのが主流になった。
シリーズ初期から存在するテクニックだったが、本作ではにぎり見習いで可能になったことや、満腹度を150以上にすることで発動するドスコイ状態の実装で注目を浴びた。
低階層から行うこともできるが、にぎり見習いは握るのに失敗することもあるため、時間はかかる。
当然だが、シレン自身をおにぎりに変えてくるにぎり親方ではこのテクニックはできない。レベルを下げるなどの工夫が必要。
やり方の詳細は稼ぎテクニックを参照のこと。

過去作では他の稼ぎを行いやすくするために行う意味合いが強かったが、本作ではドスコイ状態になるために行う意味合いが強くなった。
大体のダンジョンはドスコイ状態になった方が簡単に攻略できるため、本Wikiでもニギライズを推奨しているダンジョン攻略ページが多い。
とはいえ、ニギライズしないと絶対にクリアできないダンジョンはないので、ニギライズができるダンジョンでもあえてやらずにクリアを目指すプレイヤーも多い。
強力な稼ぎテクニックのためか、超・神髄を始めとするDLC追加ダンジョンではにぎり見習いが出ないことも多い。
ダンジョン内でできることに常に最善を尽くすスタイルをとるプレイヤーにとっては、とぐろ島の神髄などでニギライズをやるのが苦行とも言われていたため、にぎり見習いが出ないもっと不思議を追加してくれたことをありがたく感じる人もいるんだとか。


回転寿司

ダンジョンの仕掛けの流れる水路のこと。
モンスターやアイテムの流れてくる様があまりにも回転寿司だったため、一気にこの名称が定着した。
流しそうめん、どんぶらこと呼ばれることも。

回答

モンスターへの対応手段となるアイテムや行動のこと。
「毒消しの腕輪は毒サソリ種への回答となる」など。

開幕

フロアが始まってすぐの状況を指す。
「開幕モンスターハウス」「開幕から1歩で落とし穴」「開幕部屋で神ヅモ」などの使われ方をする。

確定数

「そのモンスターを倒すにあたって何回攻撃すれば確実に倒せるか?」を表した数字。
例えば、HP70のミノタウロス相手に1回の攻撃で35〜40ダメージ与えられれば確定数は2となる。略して「確2」とも言う。
これが33〜38の与ダメージで、2回で倒せる場合も倒せない場合もあれば「乱2(乱数で2発)」となる。28〜33与ダメージで3発必須であれば「確3」である。
攻撃力を上げる=確定数を減らすことで結果的に敵に攻撃される機会を減らすことができ、生存力に繋がっていく。
武器を鍛えたりちからを上げることはもとより、敵のHPを感覚レベルでもいいから把握し、確定数がかかる敵に対して矢や石での削りを入れて手早く倒せるようになれるかどうかが、脱初心者の一つの壁とも言える。

カチプシュ

睡眠の罠を踏むこと。「カチッ」と罠を踏む音がして、「プシュ」と睡眠ガスが出てくる。
そのまま永眠に繋がるケースも多い。

角越し攻撃

通常は通路や部屋の入口にある角越しには普通の攻撃は届かないが、
【壁抜けの腕輪】を装備したときや、【妖刀かまいたち】または前後攻撃・左右攻撃の天然印を合成することで、武器でも角越しに斜め方向の攻撃ができるようになる。
角越し攻撃→正面攻撃と2回分の先手を取ることができ、正面から殴り合うよりもダメージを抑えられるという、シリーズ通じて使われるテクニック。
  • 後述の角抜けと組み合わせることで、有利なシーンをさらに増やすことができる。
  • ただし、倍速行動や「アイアンヘッド」種や「ボウヤー」種のような遠距離攻撃手段を持つモンスターや、「パコレプキン」種のような壁抜けモンスターには通用しない。
    • 火遁忍者種の火の術など、他にも射程1であっても角越しの攻撃手段を持つモンスターは存在する。角越しに届く特技は、聖域の巻物でも防げないことが多い。

角抜け

【壁抜けの腕輪】を使ったテクニックのひとつ。従来作でも同じ効果を持つ腕輪や変身効果で昔から使われてきた。
壁で構成された角は道に沿って進む必要があるが、上記腕輪を装備した状態では角を斜めにすり抜けられる。
角抜けでショートカットすることでモンスターと密着状態から1マス距離を離すことができるため、
上述の角越し攻撃と組み合わせることで、密着状態から2回分の先手を作り出せる。
  • 壁の中にいるとダメージを受けるが、角抜けで移動するだけならダメージを受けない。
  • 角越し攻撃でミスが発生して、敵を無傷で倒せないと判断してから壁に逃げ込むようにすることで、ダメージを抑えられる。

神階段

フロア開始時の部屋に階段があるなど、神がかったタイミングで現れる階段のこと。

ギタン砲

ギタン投げ、要するに銭投げのこと。
ギタンを投げてぶつけると金額の1/5のダメージを与えることができるため、特に序盤では強力な攻撃手段となる。
過去作と比べると拾えるギタンの平均額が抑えめになった代わりに威力が倍になったため、今作ではより強力な攻撃手段として終盤まで使えるようになっている。
ただし、呪い状態のギタンはぶつけても2ダメージに変換されてしまう。
  • 通常はギタンを拾うと財布に入ってしまうが、ダッシュで移動すると乗ることができ、「交換」で拾ったり【保存の壺】にいれることで手持ちのアイテムに加えられる。
  • 今作ではアイテムの整頓をしても道具欄のギタンは財布には入らず、そのまま手持ちにしておけるようになっている。画期的な変更点。
    • 設定の「ゲーム全般」>「ゲームプレイ設定」の「ギタンの整頓」で動作を変更できる。デフォルトでは「なし」。
    • シレン2などの一部の過去作でも、アイテムの整頓をしても道具欄のギタンは所持金に加わらない仕様になっていた。
  • 「ガマラ」種は確定でギタンを落とし、かつ床落ちよりも高額なギタンを落としやすいので狙い目。
    • ガマラ種が盗む額はさらに大きいため、対ボス用などにあえて盗ませて、まとまった額のギタンを持っておくというテクニックもある。
  • 計算式の仕様上、【換金の壺】が一撃必殺のアイテム生成用として価値を上げている。5000ギタンほどを投げればどんなボス敵も一撃。

救済措置

定義は曖昧だが「これさえあれば勝てる!」とも言えるような強力なアイテムやモンスターのこと。
シレン1の無限増殖セット(分裂の壺+吸い出しの巻物)、シレン2のマルジロウ父入りモンスターの壺、外伝の根性の竹刀や衰弱の枝、シレン5の昼の盾などと比べると、今作では目に見えた救済措置的なアイテムはない。
あえて挙げるなら、本作はドスコイ状態が強力なため、にぎり見習い及びオニギライズが救済措置と言えなくもない。

また、入手率が低いため救済措置と言えるかは怪しいものの、桃まん棒及び【桃】印はとぐろ島の神髄の難易度を完全に激変させる強力な力を秘めている。
  • 桃まんで満腹度を回復できるため、簡単にドスコイ状態を維持できる
  • マルジロウやぬすっトド種に変身してアイテムを稼げるだけ稼ぐ
  • リスクの高い低階層マゼルン合成をする際に鬼面武者に変身する事で安全に作業を行う
  • ポリゴンやサソリと戦う時に適当なモンスターに変身して最大能力値低下を防ぐ

など、様々な場面で有効利用する事が可能となっている。
このように入手を前提に考えてはいけないものの、極めて強力な効果を持つアイテムは過去作にもチラホラ存在しており、
シレン2の龍神剣、外伝の風魔の盾やパコレプキンの腕輪、シレン4と5の鑑定師の腕輪などが該当する。

狂戦士

暴走状態のこと。前作シレン5ではこちらの呼称だったので未だに癖でこう呼ぶ風来人もいる。
作品によってキグニ族状態・錯乱状態・バーサーカー状態などと呼ばれる場合もあるが、「狂」が使われなくなったのは表現規制上の事情があるのだろうか。
ちなみにキグニ族は初代シレンとそのリメイク作、外伝(アスカ見参)ぐらいにしか出演していないが、この状態を示すアイコンとしては出続けている。

京都マップ

京都の市街地のように、格子状になったマップのこと。シンプルに「格子マップ」と呼ぶ場合もある。
常に十字路を通らないといけないので敵に先手を取られやすい一方で、部屋の入口が少ないので土塊やかなしばりによる封鎖がし易い点はメリットである。

黒豚

デブートンの別名。肩パッドが黒いところからそう言われる。
初代シレンでは石が固定ダメージではなく攻撃力依存だったため、長射程超威力の石を投げてくるデブートンはパワーハウスでの死因として恐れられていた。
が、石が固定ダメージになってしまって厭らしくはなったもののインパクトは薄れてしまった。今作ではもっと不思議(とぐろ島の神髄)に自然発生しないことも影の薄さの一助になっている。
とはいえアップデート・DLCの追加ダンジョンではデブーゴン共々出現するダンジョンが増えており、存在感を少なからず取り戻しつつある。
ちなみにシレン2や外伝(アスカ見参)ではデブートンの肩パッドが赤色だったが、デブーゴンの追加に伴って黒色に戻った。
本作のデブートンは攻撃力が75もあり、Lv3モンスターとしては洞窟マムルの次に攻撃力が高い。石のダメージが攻撃力依存だったら、より脅威度が上がっていたかもしれない。

○○系

1.モンスターの属性を表す言葉。ばくだんウニ種は一ツ目系・爆発系・水棲系という具合に使われる。
2.旧作ではモンスターの系統を〜〜系と表記していたので、そっちの意味で使うプレイヤーもいる。
 マムル系なら洞窟マムルなども表す。
 シレン4以降モンスターの系統は〜〜種と表記するので正しい使い方ではなくなったのだが、慣れてしまったものは仕方ない。
 ○○種になったのは、属性としてのドラゴンと系統としてのドラゴンが紛らわしかった為かもしれない。

軽減盾

絶好調の盾の満タン防御に代表される、被ダメージを割合で軽減してくれる盾(印)のこと。

限界湧き

モンスターをそのフロアの出現数いっぱいになるまで出現させた状態で、魔物部屋の巻物を読めばモンスターが追加されずにアイテム(とワナ)だけが大量に出て来たり、泥棒しても盗賊番が出現しなかったり…というテクニック。
そのままでは次々と敵がシレンに殺到してしまうので、シレンのいる部屋で敵が湧かない性質を利用し、土塊の杖等の手段で隔離部屋を作る必要がある。
シレン5では1フロア毎の出現限界が20体と少なかったので活用できるシチュエーションが多かったが、今作では36体と上限が増えたので狙いにくくなった。

混乱したふり

混乱しているにもかかわらず、まるでしてないかのようにモンスターがこちらを攻撃してくる現象のこと。
今作では旧作よりも、混乱状態の敵が攻撃してくる可能性が高くなった?(要検証)ので注意したい。

ごめんなすって

NPCと場所を入れ替えること。その方向に居る友好または中立NPCとすれ違うことができる。
初代の渓谷の宿場の出口を塞いでいる風来人シキタリのムグラや、外伝の十六夜の里中央の家のおじいさん曰く、挨拶なしにどいてもらうのは失礼で、風来人には風来人の「ごめんなすってぇ!!」(初代)または「ごめんなすって」(外伝)というきり方があるという。
これは「風来人の仁義」らしい(二者とも言っている)。外伝のおじいさんは、上記の入れ替わる方法を「『ごめんなすって』と言うには」と説明していることから、きっとシレンやアスカは入れ替わる度に挨拶しているのだろう。とおせんりゅうもびっくりである。

さて寝るか

「詰んでる」状況に対する諦観の台詞。
由来はシレン4当時、2ch(現5ch)のシレン4スレで「バナナ状態*2でデスヘッドに部屋の隅に追い込まれている」というあんまりな状況と、それに対する悟り切ったレスが風来人達の爆笑を呼んだことから。

三種の神器

今作のシステムの神器(後述)…ではなく、シレン4において強力な(あるとないとで難易度が激変する)3つの腕輪である、気配察知の腕輪、壁抜けの腕輪、回復の腕輪を指した言葉。
HP自然回復が早くなった今作では回復の腕輪の価値は下がっている一方、気配察知(透視)と壁抜けは相変わらず強力であり、もし見かけたらなんとしてでも確保したい。
シレン4のもっと不思議のダンジョンである浜辺の魔洞から、気配察知+壁抜けで一方的な蹂躙を続ける動きを「浜辺ムーブ」と呼ぶこともある。
シレン2における回復の剣、透視の腕輪、パコレプキンの腕輪を指すこともある。

残機

復活の草の有効回数のこと。祝福・呪いの状態で変動するため必ずしも所持数とイコールではない。
例えば祝福復活×1、通常復活×3なら残機は5である。

下振れ

強力なアイテムがなかなか拾えないなど、いつもより運が悪い状況のこと。

シャーガねえなあ

初登場のシレン2の頃からシャーガ種が持ちネタにしているダジャレ。誰も笑ってくれないことはシャーガ種自身も自覚しているらしい。
前作では恐ろしい攻撃力を持っていたシャーガ種であったため、出会い頭にラシャーガに先手を取られて終了…などとなって、プレイヤーの方が「これはシャーガない」とつぶやく場合も少なくなかった。
今作のシャーガ種は弱体化しているため、プレイヤーがシャーガないと思える自体は多くないだろう。
とはいえ、推測の修験道のナシャーガやカカ・ルーの神意のラシャーガなど、低層の露骨な強敵として出現することもあるので油断は禁物。
更にカカ・ルーの神意の深層モードでは中層の長期間バシャーガが山伏とコンビを組んで奇襲をかけてくることもままあるため、そうなればシャーガないと嘆く他ない。

修正値

強化値のこと。シリーズ初期の作品では修正値と呼ばれていたので、未だにこの言葉を使う古参プレイヤーもいる。
強化限界が初めて出た『GB2』から強化値と言われるようになったのだが、分かりやすくするためだろうか。

地獄耳

モンスターハウスに遭遇した際に得られる、フロア中のモンスターの位置がわかるようになる状態のこと。
原点回帰を謳う本作で久々に復活した。
由来はトルネコシリーズに登場する同様の効果を持つ「地獄耳の巻物」から。
気配察知の腕輪と同じ効果を持つことから、気配察知状態と呼ばれることもある。

地雷

1.爆発のワナのこと。大爆発のワナは大型地雷と呼ばれる。
 (恐らく大人の事情によって)シレン4から改名して随分と経つが、未だに地雷呼びを使い続ける古参風来人も少なくない。
2.一見使えそうに見えて実際は使えない、マイナス影響になる要素のこと。胃縮小の種のような目に見えたマイナスアイテムは地雷扱いされない。
 「高飛び返し印は合成中のマゼルンを行方不明にしてしまうので地雷」などと用いる。

シャッフルダンジョン

「そぞろヶ浦」など、マップの地形のパターンが有限なフロアのこと。
一定数の地形の候補からシャッフルして選ばれることから付いた俗称。
以下のような特徴がある。
  • 階段ではなく、出口でフロア移動する。
  • 視界明瞭で、通路でも近くにいるモンスターが見える。
  • つるはしやドスコイ状態などで壁を掘れない。
  • 壁抜けの腕輪などで壁の中に入ることができる。
  • 水がれの巻物や大部屋の巻物が無効。
  • 店や一部のダンジョンの仕掛けが出現しない。
  • モンスターハウスは救助階層になった時と、魔物部屋の巻物を読んだ時のみ出現?(要検証)
  • 斜めに移動する通路が出現することがある。
  • アイテム、罠、徘徊NPCなどは通常通り出現する。
  • 前作と違い、フロアを下りた時点でマップが判明していない。

遠回りがしにくい、ケンゴウ種などに道具を弾かれた時のリスクが大きい、構造を知っていればサクサク進められる、ここならではのBGMが聴けるなどの特色を持つ。
シレンGB2やトルネコシリーズのように、シャッフルダンジョンがない作品もある。
クリア後のダンジョンでは基本的に一切登場しないのが通例になっていたが、『外伝』では白蛇島など特定の階層でシャッフルダンジョンが使われているダンジョンもあった。
今作ではとぐろ島の神髄50Fや無双の島25Fなど、クリア後ダンジョンの折り返し付近で、1フロアだけシャッフルダンジョンが使われていたりする。
カカ・ルーの神意6Fや神器の海廊7Fでは、ストーリー本編では見られない氷山のようなシャッフルダンジョンが登場する。

小モンハウ

フロア開幕時、プレイヤーと同部屋に多数の敵モンスターが存在していること。
深層ほど敵の初期配置数は増えるため、頻繁に発生する。
なお、開幕モンハウは小モンハウと区別される。

真髄

公式Xすら間違えたことがある*3レベルでよく見られる誤字。とぐろ島の「神髄」が正しい。
真髄=見過ごしてはいけない最も重要なポイント
神髄=物事の奥義や極意、心得
なので、シレン6で培った全てをぶつけるダンジョン、という意味でも「神髄」の方がニュアンスに合う。

素潜り

持ち込み可能ダンジョンに、何も持たない状態で突入するプレイのこと。
基本的には持ち込みを前提とした難易度になっているため、熟練のシレンジャー向け。
ストーリーダンジョン等を経由して突入する「破壊的素潜り」という類似の縛りプレイもある。
また今作の風来救助は持ち込み不可能の素潜りプレイを強制されるが、ポイント制で任意の強化を受けることができる。
こちらもある意味では破壊的素潜りの類型と言えるかもしれない。
最高難易度の持ち込み可能ダンジョンである無双の島では、素潜りでのクリアがまず不可能なため、
とぐろ島の神髄を経由した「破壊的素潜り」や、ポイントを積んだ風来救助でのプレイが一部で楽しまれているようだ。

ずっと俺のターン

ゲイズ種の催眠術を延々受け続けること。元ネタは「遊戯王」(この台詞自体は2chの創作だが)。
シレンシリーズの場合、元々はシレンDSでゲイズ種が異常な頻度で催眠術を放っている様を表していた俗語だったが、
シレン4の道具図鑑やモンスター図鑑で「ずっと俺のターン!」という記述があり、ゲイズの代名詞として公認された。

先生

シレン3に登場したセンセー…ではなく、単独で詰みに直結する危険なモンスターに対する敬意を示した呼称。
「ゲイズ先生」「シハン先生」などと用いる。
後述の裏道の腕輪も、あまりの使えなさからか一巡回って裏道先生と敬意(?)を持って呼ばれることがある。

専門店

武器のみ・盾のみ・腕輪のみなど、単一カテゴリのアイテムのみを取り揃えた店のこと。
今作では通常店が赤色の絨毯、専門店が青色の絨毯として差別化されるようになっている。

前世

途中でやられてしまった前回の冒険のこと。
「あれ?水グモ持ってなかったけ?ああ—か」

ソイヤッサッ

レベルアップ時のお囃子のこと、転じてシレンのレベルが上がること。
作品によって細かな違いのあるシレンシリーズ伝統のレベルアップジングルであるが、今作のこれは独特で印象に残りやすい。

即降り

全ての部屋を巡回するのではなく階段を見つけ次第、即刻降りていく立ち回りのこと。
下記のような階段へ向かうor階段を特定するためのテクニックも含めた立ち回りを指して使われる場合もある。
  • 【壁抜けの腕輪】+【気配察知の腕輪】で敵を避けるように動く。
  • 【一時しのぎの杖】+【気配察知の腕輪】で飛ばした敵の位置から階段の場所を特定する。
  • 【あかりの巻物】や【やみふくろうまん】を複数溜め込んでおく。
  • 【導きの杖】を繰り返し合成して回数を増やしておく。
安易な即降りは敵との大きな戦力差を生みリソースの枯渇を招いてジリ貧に陥るため、
「ゲイズ」種等の厄介な敵が出現するフロアや、クリア目前の強敵が跋扈するフロアなどに限って使われることが多い。
ちなみに、一々使い分けるのが面倒なのでヤマカガシ峠のような階段が上向きのダンジョンでも「即登り」とは言われない。

太陽マップ

中央に中サイズの部屋があり、そこから生えるような形で外周に部屋が複数ある、という太陽のような構造のフロアのこと。
中央部屋での戦闘が激化しやすい構造であり、遠距離攻撃持ちの敵がいるフロアでこの構造を引くと苦戦は必至。

打開

ダンジョンをクリアしたり、危機的状況を切り抜けること。
例として、「とぐろ島の神髄を打開する」「特殊MHを打開してアイテムを稼ぐ」など。

使い節

読み仮名は「つかいぶし」。武器の強さがゼロになるまで齧って満腹度を高められる【かつおぶし】を、基礎値が高い【使い捨て刀】に合成したもの。
武器としては使いにくい【使い捨て刀】の基礎値30を活かした、腐らないおにぎり弁当箱(大きいおにぎり6個分相当)のような便利アイテムとなる。
今作ではドスコイ状態が強力なのでその維持にこまめに使ったり、逆に今はドスコイ状態になりたくないという場面で細かく満腹度を回復できる。
ちなみにかつおぶしには、食料すべてと引き換えにドスコイ状態にしてくれるマンプクポンに没収されない、という利点がある。

使い捨て刀の神器であれば、基礎値補正の分多くかじれる。
また、かじりつくしても適当な基礎値の低い武器に合成すれば、基礎値までマイナスが減る(武器のマイナス修正値は基礎値以下にならない)。
新しい使い捨て刀に合成すれば、またかじることができるようになる。

過去シリーズでは、シレン2や外伝にも存在したテクニック。
1050%分の満腹度を確保できた(【使い捨ての剣】の基礎値35×【かつおぶし】の回復量30%)旧作と比べれば弱体化しているが、本作でも十分強力である。

つこうた

低層で壁抜けの腕輪を拾うなど、チートをつこうた(使った)ろう、と言いたくなるような強運に恵まれること。

低層ループ

望みのアイテムや装備を引くまで、何度も浅い階層で冒険を諦めて繰り返し続けること。
序盤で優秀なアイテムを引ければダンジョンをクリアできる可能性は高くなるものの、
  • どんなアイテムの引きでも諦めないのが醍醐味
  • いいアイテムに甘えてしまうとプレイヤースキルが上がらない
  • いいアイテムを引いた冒険で失敗した時のショックが大きい
  • 探検録の挑戦回数が無駄に増え、クリア率に傷がつく

といった理由から、低層ループを否定する風来人も少なくない。

敵対行為

意図的に、または事故により、徘徊NPC・店主などが敵になってしまう行為全般を指す。
ミニマップ上で緑で表示されていたNPCが赤になったら、敵対してしまった証。
炎飛ばし印が暴発したり、壺から物を出そうとして誤って投げてしまったり、未識別の草がドラゴン草だったりと、操作ミスに起因する事も多い。

デロライズ

身かわしのお香やヘタ投げの腕輪でデロデロのワナにかけて、腐ったおにぎりに変えて食料を確保すること。
そのまま食べればちから-3をはじめとするデメリットがあるので(今作では敵に投げつけるという使い道もあるが)、各種手段で焼いて焼きおにぎりにすることも必要。
今作では水上の敵をおにぎり返ししたり、おにぎり返しした敵に水鉄砲の壺を撃ったりでも、くさったおにぎりを製造できる。
にぎり変化種が出現せず、食糧不足にあえぐ超神髄ではほぼ必須テクと言っても過言ではないレベルで重要度が増している。

西のイッテツ、東のアーク

初代シレン当時の攻略本で最凶モンスター2体を評して使われたフレーズ。
今作ではアークは相変わらず最終盤の壁として立ち塞がる一方、イッテツは中層の壁として今までとやや違う立ち位置になっている。
ちなみに、イッテツ戦車が中層で登場する作品は過去作でも存在していたが(『GB1』『外伝』など)、その場合は砲撃も1発15〜20ダメージになっていた。
今作は中層出現でありながら、砲撃が深層に登場した作品と同レベルの1発50ダメージというかなり珍しい調整になっている。
当然かなりの強敵だが、体力は中層の敵レベルで出現率も低く、とぐろ島の神髄では戦車種をねだやすのが定石となっているため、その脅威を実感する機会は意外と少ない。
同フロアにガンコ戦車・ゴウジョウ戦車も出現し、戦車種をねだやすとマゼモンの出現率が上がるという副次効果まであるため、ねだやしてくださいと言わんばかりである。
アップデート・DLCの追加ダンジョンでは戦車階層にちびタンクが紛れていたり、イッテツだけガンコ・ゴウジョウと出現階層が異なっていたりするダンジョンも多いため戦車ねだやしは必ずしも有効ではなくなった。
初代フェイの最終問題をオマージュした地変学者の実験場ではこのコンビも再現されている。
当時は存在しなかった「おにぎり状態で火・爆発の攻撃を食らうと即死」という仕様によってにぎり元締との連携が凶悪化しており、初代とは違った部分で強敵と化している。

脳筋

「脳みそまで筋肉で出来ている」という意味。明確な定義はないが、シレンシリーズでは
  • 攻防が高い
  • 遠距離攻撃や状態異常などの小賢しい行動はせず、ひたすら直接攻撃をしてくる(力任せの特技なら許容範囲内)
  • 見た目がデカいorゴツく、強そうであり、頭は悪そう

といった条件のうち2つくらいが当て嵌まっているモンスターが脳筋と呼ばれやすい。
今作ではタウロス、アイアンヘッド、マスターチキン、シャーガ、タイガーウッホ各種などが該当する。

破壊的素潜り

シレン2において、「破壊的風来人」というハンドルネームの人物が提唱した縛りプレイの一種。
持ち込み前提型のダンジョンに対して、他ダンジョンを何も持ち込まないでの攻略中、あるいは攻略後にそのままのアイテムで突入する…という内容。
シレン6でいえば、とぐろ島を素潜りで海底修験場まで行き、買い物上手の修験道仕掛けの修験道へ向かう、といった流れ。
本来はフルに持ち込むことが前提になっているダンジョンに不完全な装備と物資で挑まなければならないため、低層から非常に激しい攻防が展開される。
無双の島については、とぐろ島の神髄(表)をクリアしてからの突入に複数のクリア者が確認されている。
こちらは「トルネコの大冒険3」の「200階プレイ」に倣って「150階プレイ」と呼ばれることも。

爆腕

爆発の腕輪の略称。「ばくうで」と読む。
元は「トルネコの大冒険3」において爆発の指輪が「爆指(ばくゆび)」と略されていたことから。
トルネコ3では「装備したターンは必ず爆発する」という仕様であったため、自爆して敵を確実に葬る手段として重宝されていたが
シレンシリーズではその仕様が存在しないため、マイナスアイテムとしての面が強くなってしまっている。
それでもシレン5では異種合成で強力な印を作る際に必要になるという使い道があったが、シレン6ではそれも奪われ、
更に従来と違って大爆発(HPが1になるタイプの爆発)に効果が悪化してしまい、かなり使いにくくなってしまった。

ひま投げ

直線上ではなく、一定範囲内に物を投げること。いわゆる放物線投げ。
ひまガッパ種、デブータ種、めまわし大根以降のおばけ大根種、こちらのアイテムを奪ったいたずら小僧種、打ち返しに失敗したバッター種などが該当する。
何故初代から登場する豚や大根をさしおいて河童が名前の由来かって?
そりゃ外伝(アスカ見参)が発売されるまで正式名称が付かなかったので仕方ない。

ピロリ

投擲が外れる時の音、転じて投擲が外れること。

埋蔵金

宝物庫部屋のこと。

まがいもの道具

【聖域の巻物】に対する【聖城の巻物】のように名前がよく似ているが効果が異なる道具のこと。シリーズではシレン2より登場していたが、本作にて削除された。
全く効果のないものから、効果は類似するがデメリットを伴うもの、もしくは本物以上に便利な効果を持つものまで様々なものが存在した。
削除に至った一因として、昨今はグローバル展開が当前となっていることに対し、外国語では適切な表現が難しいことが公式インタビューより明らかにされている。
単に綴りが似ているだけではなく、まがいものとしての効果まで適切に表す単語となると、自由度の高い日本語に比べると困難であることは想像に容易いだろう。

また、見間違いの誘発に関しては単なる初見殺しに過ぎないため、既存プレイヤーにとっては意にも介さない無駄な要素だと感じられる割に、
初心者に対しては攻略に必要な事前情報を余計に増やしてしまうことになるため、元よりその存在意義が危うい状況にあったと言える。
他にも、本物以上に有効な用途を持っていて真贋の関係が疑わしくなるケース(例:呪われた装備さえも外してしまう【ぬぐすり草】)や、
デメリット以上に有用なために強引に使われるケース(例:モンスターに視認されると10ダメージを受ける【気配察血の腕輪】)が生じており、
シリーズを重ねてまがいもの道具の種類が増えていくなかで生じた、様々な不都合等も加味した総合的な判断だったと推察される。

マゼルン待ち

マゼルンが出現するまでフロアで粘ること。

マムルの盾

シレンGB1とGB2/DS2に登場した盾のことで、マムルの先祖が強くなるために作った伝説の盾。略して「マム盾」とも。
本作では登場しないが、装備中のグラフィックが道具魔物化のワナと似ていることから、それを指して呼ばれることがある。

持ち物検査

特定のアイテムで対策できるモンスターが出現するフロアにおいて、そのアイテムを持っているか問われること。
「シハンが出るフロアでは、弾きよけの腕輪の持ち物検査が行われる」など。

もっと不思議

不思議のダンジョンシリーズの1作目「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」(1993年)に登場したダンジョン名が由来。
メインストーリー用の「不思議のダンジョン」の高難度版として、「もっと不思議のダンジョン」が用意されていた。
以降、関連作品には名前は違えどほぼ同様のコンセプトを持つダンジョンが必ず登場したことから、それらのダンジョンを指す代名詞として定着した。
攻略することがその作品を十分に遊び尽くした証とされる、シリーズを代表する名物ダンジョンとなっている。

「ほとんどのアイテムが未識別」&「アイテムの持ち込み不可」&「99Fの深層」という厳しいレギュレーションとなっている。
「不思議のダンジョン」では出現しないような、不利な効果が発生する未鑑定品や凶悪なモンスターが出現する点も特徴。
また、旅仲間や徘徊NPCも出現しないダンジョンが多い。(GB1の月影村出口など例外有り)

今作ではとぐろ島の神髄沈黙の神髄地変学者の実験場いにしえの洞窟超・神髄などが「もっと不思議」に相当する。
鬼木島風来街道も比較的もっと不思議に近い特徴のダンジョンだが、旅仲間や徘徊NPCは出現する。

モルボル剣

状態異常印を全種詰め込んだ武器のこと。
由来はRPG「ファイナルファンタジー」シリーズに登場する、専用技の「くさい息」で一度に複数の状態異常を与えてくるモンスター、モルボルから。
本作では混乱、睡眠、封印、目つぶし、かなしばり印が存在する。

ランダムダンジョン

「ジンガラ山 上り」など、ほぼランダムにマップが生成されるフロアの俗称。
シレンシリーズではシナリオダンジョンの一部がシャッフルダンジョンで構成され、クリア後ダンジョンはほとんどがランダムダンジョンで構成されているというパターンが多い。
初期のシリーズではGB1の変化の森といったごく一部の例外を除き、ほぼ屋内の迷宮だった。
シレン4以降は、屋外のエリアを背景としたランダムダンジョンも増えてきている。

レベリング

経験値を稼いでレベルを上げること。
洞窟マムルやギタンマムルなど、特に狙って倒す価値が大きい敵を狙って行われる。

罠チェック

罠があるか分からないマスに向かって素振りすること。更に縮めて「罠チェ」とも。
一般的には、罠の多いモンスターハウスや、オニギライズなどの稼ぎ中で行われることが多い。
罠チェックした罠をうっかり踏みに行って、起動するかまでチェックしてしまう風来人も多いという。
本作では「罠探りの棒」という、罠チェックの効率を上げる珍しい装備品も登場した。
一方で、罠チェックする必要がほぼなくなるドスコイ状態も実装されている。

ゲーム内公式用語


アークドラゴン

フロアのどこにいようともホーミングする炎を吐くことで有名な、ドラゴン種レベル3のモンスター。
過去作では50ダメージの炎を吐き、凶悪モンスターの名を欲しいままにしていた。
しかし、今作はシレンのHP回復速度が前作よりも大幅に早くなったにも関わらず、炎は30ダメージと前作から据え置きで、ステータスも並のレベル。
炎のダメージだけでなく通常攻撃もドラゴンシールドで威力を軽減可能と、歴代でも非常に控えめな調整になっている。
それでも、炎が飛んでくる演出が煩わしいことや、おにぎりの罠を踏んだ際に即死事故が起き得ることから、過去作同様ねだやし対象になりやすいモンスター。
単体ならば30階前後の装備品でも十分勝てる程度の強さに抑えられているのは、タベラレルーやはんにゃ武者といったレベルアップを誘発するモンスターとスカイドラゴンが同じ階層で出現し、過去作よりもレベルが上がりやすい環境になっているからかもしれない。
とぐろ島の神髄では80〜99Fまで出現し、ねだやしは同じ出現範囲の冥王との二者択一になりやすい。
超・神髄ではアークドラゴンが71〜85F、アビスドラゴンが86〜99Fと広範囲に出現するようになった上に出現率も高いため、ねだやし最優先候補とまで言われる強敵に返り咲いている。

裏道の腕輪

装備すると隠し通路(叩いて壊せる壁)が勝手に開いてくれる。シレン3から登場している腕輪。
……だがこの腕輪を使わなくても隠し通路を見つけるのは難しくないし、隠し通路自体も頻繁に登場するわけではない。
それどころか土塊の杖で作った壁を勝手に壊してしまったりもするので、デメリット腕輪に片足突っ込んでいるまである。
先述のまがいもの道具など、シレン5→6で使い道のないアイテムが大幅に削除されたものの、それら以上に使い道がないこのアイテムを続投させているのは、強力な効果が多い5000腕輪の識別の難易度を上げるためかもしれない。

初代シレンの通過の腕輪は「水の上を歩ける(水グモの腕輪)」と「隠し通路が勝手に開く(裏道の腕輪)」という2つの能力を持っていたのだが、
続編では隠し通路が登場しなくなってしまったため、「水の上を歩ける」能力だけが残ってしまった。
(なので、今作の地変学者の実験場でも通過の腕輪の代用品として水グモの腕輪と裏道の腕輪が登場する)
シレン3から隠し通路が復活したためこのアイテムを登場させ、「通過の腕輪」は何を「通過」するのか分かりやすくするために「水グモの腕輪」に名前を変更したのだろう。

オヤジ戦車

数少ないシリーズ皆勤のモンスター。
鈍足だが固定20ダメージの砲撃を放ち、壁やアイテムなどもまとめて破壊する、厄介なエルフ(?)の砲撃手。
シリーズ初期の作品では、シレンが見える範囲にいれば見境無く砲撃しており、隙が多かった一方でモンスターを倒してレベルアップしやすかった。
シレン5では、シレンに命中しない限り砲撃を行わない賢さを身につけていた。
シレン6では、間にモンスターがいる等シレンに当たらない状況でも砲撃を撃つ場合がある(オヤジ戦車道場で確認可能)ので、頭と性格はあまり良くないのかもしれない。
危険な敵ではあるのだが、鈍足なことや砲撃のダメージが少ないことから、Lv1の時点ではそこまで厄介な敵ではない。
下位種のちびタンクや貫通カートの方が深層に出て来る事が多く、今作でも能力・経験値共に大幅に負けている。

ボウヤーから成長する事によりこの形態になる事が、多くの作品で確認されていた。
本作ではモンスターの子供として、オヤジ戦車をそのまま小さくした姿の幼体が宿場浜に現れることがある。
見た目は小柄とはいえ、おじさんの姿をしたエルフがシレンに赤ちゃんのように甘えてくる姿はインパクトが抜群。
オヤジ戦車がちびタンク達よりも弱い事が多いのは加齢による一時的な退化ではなく、まだ経験不足の初々しいオヤジ達が出現していたからなのかもしれない。

神器

今作の目玉要素の一つでもある、ランダムな強化が施されている特別な装備品。
基本値や印数が通常の装備品よりも強化されている他、ランダムで印が付与されている事もある。
青の神器は補正値が高めで、金の神器は印の数や付与されている印が多めという特徴があり、シレンの冒険を大きく支えてくれる。
だが、その性能にはかなりのムラがある。
「桃」「三」「ハラ」印のように探索難度を激減させる希少な印が付与されている事もあれば、「劣」印や「腹力」印や「金」印といった使い道に困る印が付与されている事も多々ある。
通常の武具よりも使いにくいダメ神器もたまに見受けられるが、過去作では繋ぎ用の武具だった木や青銅シリーズなども強化具合によってはメインの装備品になり得る事もある。
シレン4や5の装備成長システムとはまた違った形で、使える装備品の幅を広げたシステムと言える。
そのため本作のクリアリザルト画面では、色々な神器が名を連ねてくれるだろう。

ちなみに青の神器の最大修正値は+10、金の神器の最大修正値は+8となっている。

なお、旧作のシレン2および3には「神器の剣」「神器の盾」という装備品も登場していた。
が、その性能は「最初から印数が多いが、攻撃力・防御力は平凡で特殊能力もない」というもので、本作の神器とはまるで別物。

ジャカクー

今作に登場するボスキャラの一体で、多くの風来人を倒し体内にタツミを封印しているモンスター。
毒をばらまき、お供のモンスターを食べて自身の体力を回復するなどかなり凶暴。
目らしきものが3つあったりカラーリングなど、初代の魔蝕虫を彷彿とさせるデザインになっている。
魔蝕虫と違って瞬殺する手段が少なく、HPも777と非常に多いため、舐めてかかると結構苦戦する。ギタン投げが比較的有効。
戦法によっては、お供のドラゴンに挟み撃ちにされて延々と炎で焼かれたりする可哀想な子。

オープニングのイベント戦で登場した時も持ち物と立ち回り次第で勝てる事もあるが、実際に倒せるかどうかはアイテム運の要素が強い。

神であるコカツがタツミを封印するために生みだした神の魔物。
海賊の宝を身に宿しているという噂もあったが、それはタツミが解放されるために流したデマだったりする。
こちらの方から仕掛けなければ人に危害を加えるような事もしないらしいので、危険だが邪悪な存在というわけではないはず。

特攻印

ドラゴンキラーが持つドラゴン特攻など、特定の種族のモンスターにダメージが増える印のこと。
シレン4、シレン5と異なり、特ではないので注意。意味を考えれば「効」の方が合っている気がするが……。
特攻では自爆特攻になってしまうが、盾の方のドラゴン特「防」と対を成す当て字の可能性はある。
シリーズとダンジョンによって、同じ効果でも価値や活躍期間が異なり、各タイトルごとの特色を出している。

泥棒

ダンジョン内に店が登場しはじめた、初代シレンからのハイリスク・ハイリターンな風物詩。
現実と同様に、対価を支払わずに商品を盗むこと。
SNS等で「泥棒した」などと部分的に発言するとあらぬ誤解を生む可能性があるため、注意すること。

店外からの【トドの壺】、【大部屋の巻物】+【場所替えの杖】といったお約束のテクニックがいくつか存在する。
今作では、番犬がトドを阻んだり、店主が【魔法よけの盾】を持っているなど対策が取られている店が登場する。
詳しくは「泥棒テクニック」の項目を参照。

みだれ大根

キグニ族の種(DS)・狂戦士の種(3〜5)・暴走の種(6)をシレンに投げつけ、数多くの理不尽な死を生みだしてきた大根の中の大根。
DS2では暴走の種にあたるアイテムが存在しなかったため、ねむり大根同様睡眠草を投げていたのはあまり知られていない。
暴走状態は対策が難しく継続ターンも長い厄介な状態異常の上、既にシレンが暴走していたら毒草でダメ押しまでしてくる。
どのシリーズでも危険だが、特にシレン4ではもっと不思議枠の浜辺の魔洞で出現。
ギタンマムルやイッテツ戦車など正面から殴り合いをする事が危険なモンスター達とコンビを組んでいたため、非常に猛威を振るった。
あまりにもひどかったためか、シレン5では原始に続く穴には出現せず、出現するのは高難易度のダンジョンのみになった。
狂戦士状態も事前に予防出来る道具がいくつか登場し、ある程度自重するようになった。

今作では無双の島の序盤から出現するが、武器と盾を十分に鍛えていれば基本ごり押し出来るので過去作ほどの脅威はない。
しかし、固定ダメージ攻撃を得意とするゴウジョウ戦車、所持アイテムを弾き飛ばす俊足荒らしも同じ階層に出現する。
大部屋モンスターハウスで遭遇した場合などは、同士討ちで出現したイッテツ戦車に向かって突撃し為す術もなく戦闘不能、装備以外のアイテムをあらかた雑草にされる…という事もあり得るため油断は禁物。
神器の海廊、超・神髄、フローラルガーデンの深層にも登場する他、鬼木島や超・神髄などではデッ怪として発生する。

ヤキイモ

今作屈指のネタアイテム。
食べるとシレンが盛大にオナラをし、同じ部屋にいる生物が他の部屋にすっ飛んでいく。お香の効果をかき消すおまけつき。
こんな小学生の発想で作られたアイテムが令和になって登場しようとは…。
しかも罠や水で腐らない上に、小部屋モンスターハウスや階段部屋から敵を追い払いたいという高飛び草にはない需要を満たすため、ネタアイテムにして優秀な打開アイテムである。
ヤキイモなのに見た目がおにぎり、回転するプロペラの羽のように噴射されるオナラなど、ツッコミどころも多い。

リーバ八獣神

運命神リーバ、旅の神クロン、罠の神カカ・ルー、食の神ブフー、泥棒神ギトー、魔道神ドラス、住の神ムラド、商売神サカイ。
リーバをはじめとする八獣神を崇拝するシレンシリーズの宗教。厳密には宗教というより土着の民俗信仰という風味が強い。
初代シレンで判明していたのはリーバ、クロン、カカ・ルー、ブフーのみ。
全ての存在が判明したのは『アスカ見参』が初で、シナリオ後半の敵・ラグーン八魔天の登場に合わせて後者四柱の名称が設定された。

風来人に限らず町に住む一般人にまで恩恵を与えているとされ、大体の行為には八獣神が関わっているとされる。
八柱それぞれ個性的な祝福を与える。(旅の神クロンは「追い風」、罠の神カカ・ルーは「ほくそ笑み」など)

今作ではカカ・ルーの名を冠するダンジョンがある他、風来実績にギトーの名が登場していたり、クロンがランダムに挑戦のお題を出してくれたりする。

過去作・関連作


シレン1

記念すべきシレンシリーズ1作目、『不思議のダンジョン2 風来のシレン』(SFC)を指す。「初代シレン」「SFCシレン」とも。
前作であるトルネコの大冒険から大幅な進化を遂げており、アイテムを入れて効果を発揮する「壺」や食べることでモンスターに変身しその能力を使える「肉システム」、シレンがワナにかからずモンスターをワナにかけられる「ワナ師状態」などが初登場。
最初の作品なだけあってダンジョン数は多くないが、シレンの基本的なシステムは既に完成されている。
特にワナダンジョンである掛軸裏の洞窟の99Fはシリーズ屈指の難易度で根強い人気を誇り、有志により専用のランキングサイトまで作られたほど。
2006年にDSのリメイク版が発売された(2019年に発売したスマホ版は同作の移植)が、ベタ移植ではなく、ゲームシステムは別ゲーといってもいいほど変わっている事に注意。

シレン2

『風来のシレン2 鬼襲来!シレン城』(64)を指す。「64シレン」とも。
マゼルンを利用して草や巻物を武器や盾と合成する「異種合成システム」と、合成能力数の限界を示す「印」が初登場。
土偶、黄金の間などシレンシリーズには2にしか出ていない要素も多い。
(土偶はトルネコ3において石像として登場しており、黄金の間はシレン6の願いのほこらとして継承されたが)
シレンシリーズの中では難易度はやや低め。ちなみに、悪名高いおばけ大根種が唯一出てこない作品。
リメイクされていない作品の中では最も古いため、リメイクやswitchオンラインでの配信が期待されている。
マゼルン種やケンゴウ種、かつおぶしやビックリの壺などはこの作品が初登場である。

シレン3

『風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫』(Wii/PSP)を指す。今までのシリーズとは異なる壮大なストーリーが特徴。発売前の期待は大きかった。
……が、ゲームのテンポが悪い・強制的に仲間を連れてストーリーを攻略しなければならない(仲間がやられても死亡扱い)・ストーリー自体の評判も良くない・新モンスターがつまらない・アスカがござる口調を止めてしまうなどとにかく難点が多く、シレンシリーズの黒歴史扱いされている。
3から登場した新アイテムの「札」は4と5にも継承されたが、6では廃止されてしまった。
ただし、ヲチミヅ峠やツヅラの迷宮といったもっと不思議のダンジョンは独自のバランスを評価する声もある。
今作の時系列がGB直後なのは「アスカを登場させたいが、ござる口調のままにしておきたいから」とされている。

シレン4

『風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ』(DS/PSP)を指す。
「装備成長」「夜」「HP自然回復速度の変更」「おにぎり以外の食糧」など、多くの大胆な新要素が登場。
5の原型となった作品であるが、4が5の下位互換ではなく、ジャガーの狩りの森(HP最大値が500から始まるが、復活の草を除いて回復できない)など4にしかないダンジョンも多い。
難易度は4の方がより高めであり、歴代最強のギャザーの恐怖も4でしか味わえない。

シレン5

『風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』(DS/PSVita/Switch/Steam/スマホ)を指す。
4の正当なアッパーバージョンといった仕様であるが「スーパー状態」「お香の壺」「新種道具」などの新システムから全体的な難易度は下がっている。
DS版は売上が芳しくなかったが、二度の移植によるボリューム増によって徐々に数字を重ねていき、2022年には累計出荷本数50万本を達成。それによりシレン6の開発を決断させるに至った傑作。
6と同一ハードでプレイできることや、お手頃な価格もあってか5と6を並行してプレイしている(あるいは6プレイ後に5を初体験する)風来人も少なくない。

シレンGB

『風来のシレン 月影村の怪物』(GB/Windows)を指す。後者に関しては『シレンWin』『Win月影村』と区別する場合も。
シリーズ恒例の肉・罠ダンジョンがない、もっと不思議が50Fまでしかないなどボリュームは控えめであるが、不思議のダンジョンの基本はきっちり押さえて、限られた容量の中で作られた名作である。
ストーリーも王道でシンプルだが、シレンらしく評価が高い。
後にWindows版が発売された。こちらはクリア後のゴミ壺ダンジョンが多く追加されている。

シレンGB2

『風来のシレン 砂漠の魔城』(GBC/DS)を指す。本作でも受け継がれているシステム、「祝福」「共鳴」「強化限界」「風来救助」が初登場。
また、シリーズ中でも特に役立つ旅仲間であるンフーが登場したり、アイテムを使って逃げ回る珍しいダンジョン壺の洞窟など、携帯機ながらもボリュームは大きい。
後にDSのリメイクも発売された。DS1と異なり、基本的な仕様はGB2と同じだが、罠にアイテムを投げて発動させることができない・罠ダンジョンのルール変更・モンスターの通路の視界が2マスなど、GB2と異なる箇所もあるので注意。
ちなみに、GB2はシレンシリーズでも屈指のバグの宝庫である。

シレン外伝

『風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』(ドリームキャスト/Windows)を指す。
発売して20年以上経った今なお根強い人気があり、やりこみプレイヤーも多い。
中古価格もプレミア化しているが、スパイク・チュンソフトによると本作の人気や需要は把握しているが「版権を含めた諸事情」が理由で再販や移植は難しいとのこと。
この作品を「アスカ」呼びする人も少なくないが、キャラクターとしてのアスカと紛らわしいため本Wikiでは「外伝」呼びを推奨。

トルネコ

『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の登場人物であるトルネコ本人ではなく、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』(SFC)を指す。続編である『トルネコ2』(PS/GBA)や『トルネコ3』(PS2/GBA)では『ドラゴンクエスト・キャラクターズ』という冠詞が付き、ドラクエシリーズの一作と扱われるようになった。
当時まだ日本に馴染みのなかったローグを、ドラクエシリーズのキャラクターやアイテムに置き換えることで日本人に馴染み易くし、ローグライクと呼ばれるジャンルを確立させた一作。
トルネコとシレンは一時期交互に出ていたこともあり、トルネコ2ではガイバーラやサルヤーマといったシレンのパロディキャラが登場したり、トルネコ2の試練の館で初登場した「最初から高LVの敵が登場するフル持ち込み前提ダンジョン」がシレン2のあかずの間へと逆輸入されたり…といった影響を与えあっていた。
トルネコ3のもっと不思議である異世界の迷宮は、シレン外伝(アスカ)の裏白蛇や今作6の超・神髄以上の難易度として未だ語り継がれている。
「一ダンジョンを攻略する為だけのwiki」が存在すると言えば、そのスケールが察していただけるだろうか。

ネットサル

『シレン・モンスターズ ネットサル』(GBA)を指す。
シレンのモンスターたちによってネットサルというサッカーのようなスポーツを行う、というハチャメチャなゲーム。
マイナーな外伝作品ではあるが、シレン本編でも5のモンスター図鑑でネットサルネタがあったり、6のナゾーさんやもののけ道場(ネットサルの「最強への道」のオマージュ)の存在から忘れられてるわけではない模様。

ゲーム外用語


biimシステム

RTA走者のbiim氏が発案した動画方式のこと。
ゲーム画面を逆L字型の解説スペースで囲うことでゲーム画面を阻害しない形でわかりやすい説明が可能な合理的なUIである。
シレン5・6のライブ配信機能が類似した画面となっているため「公式biimシステム」と呼ばれることもある。

いとうけいすけ

すぎやまこういち氏、松尾早人氏に代わる本作の作曲家。
過去にポケモン不思議のダンジョンシリーズの作曲に関わっていた。

伊集院光

ゲーマーなことで知られる芸能人。
風来のシレンファンとしても知られており、シレン3やシレン4の発売時には公式動画に出演していたこともあった。
本作では、週刊ファミ通で発売前先行プレイの感想を載せている。リンク集発売前情報を参照。

キッチンDIVE

東京都亀戸などにある弁当屋さん。
店主が風来のシレン好きで、店内にマムルのぬいぐるみが置いてある。
ボリュームのある商品がウリで、リアル「巨大なおにぎり」も販売している。
シレン公式ともたびたびタイアップを行っていて、2019年にスマートフォン版シレンが発売された際にはおにぎり無料祭りを開催したり、2020年にSwitch版シレン5が発売された際にはTwitterのヘッダーをシレン画像にしたこともある。
また、本作に登場する「ちゃんこおにぎり」はキッチンDIVEとのタイアップアイテムらしい。*4
下記のように公式アカウントがXで反応したことも。



木枯らし紋次郎

シレンのイメージ元となった時代劇、およびその主人公。
三度笠に縞合羽、葉っぱを咥えている、「ごめんなすって」など類似点多数。

シレンジャー

風来のシレンシリーズのプレイヤーの総称。「シレン」+「レンジャー」。
初出はゲーム雑誌における特集コーナーの名称とされる。
プレイヤーの中でも特に往年のファンや、RTA・縛りプレイ等のやり込みを好むプレイヤーを指して使われる場合もある。

CERO

セロと読む。「コンピュータエンターテインメントレーティング機構」の略であり、ゲームソフトを表現内容によって年齢区分を設ける機関である。
近年のシレンシリーズがCERO:B(12歳以上対象)になっているのは、泥棒システムの為だと言われている。

ローグライク

風来のシレンシリーズのジャンル名。「rogue like」であり、1980年のPCゲーム「rogue」に似た性質を持つゲームという意味。
主な特徴として

  • ランダム生成ダンジョン
  • 一人プレイ
  • ターン制の戦闘システム
  • パーマデス(一度死んだらそれで終了)
  • 食料管理

といった要素があり、これらの特徴はシレンシリーズ以外も含めた多くのローグライクに継承されている。
近年ではオリジナルのローグの要素が薄まっているものを「ローグライト」と呼称する場合もある。

このページへのコメント

5wikiやその他のサイトから引用して過去作・関連作を追加しました。

2
Posted by 名無し(ID:/O4XGViBuQ) 2024年08月31日(土) 13:39:28 返信

シレン5の用語集でもモンスターやアイテムの用語が結構あったから、その延長上という感じだろうね。

3
Posted by 名無し(ID:NfpF2XIcqA) 2024年04月27日(土) 00:58:29 返信

略称や通称ですらない正式なモンスター名とその紹介は不適切な気がする
ここでやり始めたらキリがなくなるしモンスターのページにまとめるべきでは

1
Posted by 名無し(ID:fBbTz1xI+w) 2024年04月26日(金) 16:40:50 返信

ざっと調べた範囲では初代シレンから輸入したトルネコ2でモンスターの壺表記になり、シレン2でもモンスターの壺。
シレン3からは魔物の壺表記なんで、トルネコ輸入前後
あたりで表記を統一化、シレンシリーズとして出す時にモンスターを漢字表記の魔物にした……と予想される

あるいは初代のるつぼ表記で「なにこれ」って電話きてやめとこってなったのかもしれない

2
Posted by 名無し(ID:z2LWZpHTRw) 2024年04月21日(日) 16:59:21 返信数(1) 返信

トルネコ2では「まものの壺」だよ。
シレン2のモンスターの壺は、モンスターを捕まえられるアイテムで、魔物の壺とは全くの別物。

1
Posted by  gyorotukihebi gyorotukihebi 2024年04月21日(日) 23:08:03

背中の壺と笑いの壺はツボ(秘孔)のシャレだろうけど、魔物の壺って昔は魔物のるつぼのシャレだったよね
なんで魔物の壺になったんだろ

1
Posted by 名無し(ID:V3C0sLT/aw) 2024年04月19日(金) 07:52:48 返信

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