もののけ手帳・道具手帳・探検録などすべて白紙の状態でスタートする。
最も手痛いのは、白紙の巻物を引いても一度識別して手帳に登録された巻物しか書き込めない点。
これが何を意味するのかと言うと大部屋・全滅・ねだやしの巻物がとぐろ島の神髄では一切出現しないので使用不可であるということ。
大部屋は店からの泥棒に有用、全滅は大部屋MH対策や包囲された時の強力な打開手段となるが、それらが封じられることになる。
なにより、ねだやしが使えない以上は凶悪かつ出現フロアが長いガイコツまてんや冥王、アークドラゴンなどとも正面から向き合わなければならない。
ねだやしが容易い通常の攻略経験ではこれらの対処方法に疎くなりがちな中、限られたラインナップの中で白紙に何を書いて対処するかは非常に重要となる。
次に名付けができない点。正式名称での仮名づけができないため、手入力する必要がある。略しすぎていざという時に誤爆しないよう注意が必要。
手入力での名付けは手帳に記録されないため、システム面が整っていなかった過去作のように識別済みと名付け済みのものから消去法で推測することも記憶頼みになる。
もののけ手帳・探検録は攻略サイトを見れば解決するが、普段から活用しているプレイヤーからすればこれも厳しい要素になる。
手帳無しと同等、あるいは今作のモンスターの攻撃力を考えるとそれ以上に厳しい制約となる。
剣・盾の修正値が稼げないのはもちろん、少ない印でやりくりしないといけないため、非常に厳しくなる。
修正値を上げる手段は天/地の恵みの巻物と強化の壺しかないため、これらをいかに活かしていくかがカギとなる。
また、マゼルン種が出現しなくなるため、相対的に他の厄介なモンスターの出現率が上昇するというデメリットを伴う。
モンスターテーブルが限られる40-46F(特に40-41F)では、戦車の大群に襲われるなど通常の攻略以上に注意が必要となる。
ちなみに数少ないメリットとして合成用の素材にアイテム枠を専有されない、マゼルン合成での事故が発生しないという点があるが、上述のデメリットが大きすぎてメリットになっていない。
一部モンスターの特技を使った稼ぎができなくなる。また、桃まんの杖は敵を確実に無力化する強力な手段でもあるため、それが封じられたことになる。
一方で、通常の攻略で桃まん棒やその印が手に入ったり、桃まんの大砲がお望みのモンスターのいるフロアで出現することは稀であるため、他の制約に比べれば影響は小さい。
そのため、関連アイテム・ギミックの中では比較的入手しやすい桃まんの杖が使えないことが実質的な制約となる。
モンスターへの変身は不可能ではないが、その為にガイコツまじん出現階層で粘る・ガイコツまてんのレベルを操作する価値は…。
部屋内で包囲された時の打開手段が封じられた形になる。
敵の初期配置数が増える60F以降は包囲された状況で始まることが多い関係上、その他の打開手段の確保が重要になる。
各種アイテムの利用法、
手際よい識別手腕、
ドスコイ状態の利用法、
粘り時と急ぎ時の判断、
危険フロアの廻り方、
ダンジョンの仕掛けの
利用と対処、
見つけた罠の活用、
神器の扱い方、そして
今まで潜って来た経験etc…
全ての知識と経験を総動員し、打開を目指そう。